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木曽路の旅、栗のこはめしならぬ、栗のデザートをいたただきました

  • tanizawae
  • 2014年8月6日
  • 読了時間: 2分

 1週間で偶然2回行くことになりましたが、「木曽路はいずれも暑さの中だった」、島崎藤村ゆかりの地を、今日8月6日に歩いてきました。

 木曽路への道中、白州の道の駅でキュウリを丸かじり。その後高速道路での思わぬ長距離運転に疲れ、なんとか切り抜けホッと安心、降りた直後馬籠でのソバと栗のデザートは格別おいしかった。

 その昔、松尾芭蕉が「かけはしや 命をからむ つたかずら」と詠い、十辺舎一九が「渋皮の剥けし女は見えねども 栗のこはめし ここの名物」と詠った中山道の坂道を徒歩で登り降りしました。疲れのためと、外から見える店の中とお店の方の涼しげな様子に、つい立ちどまり、入りたくなる気持ちを抑えながらの短時間でしたが、昔の雰囲気をしのぶとともに、様変わりした今の木曽路を楽しむことができました。

 前回、時間が合わず入れなかった藤村記念館にも今回は入ることができました。

 海外からの観光客らしき方々が多かったのが印象的でした。

 ちなみに、島崎藤村の「夜明け前」の冒頭部分には、 「木曽路はすべて山の中である。あるところは岨(そば)づたいに行く崖の道であり、 あるところは数十間の深さに臨む木曽川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる 谷の入口である。一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。」とあり、小説の冒頭部分の舞台は馬籠と妻籠だそうです。

 片道3時間半かかり、ゆっくりできなかったことが心残りでした。

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