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「禅チェア」で姿勢矯正

  • tanizawae
  • 2014年12月14日
  • 読了時間: 2分

ヒトの二本足歩行の生活を支える姿勢では、常に上体の重みを骨盤が受けとめています。そのため、骨盤(腸骨、仙骨、恥骨、坐骨)と、股関節や腰椎周辺には、さまざまな疾患の原因となるトラブルが見られ、また、さまざまな疾患から来る症状が現れます。

これまでも、座り方に関する人間工学的な研究の成果を生かした高価なイスが製作、販売されてきました。これらの器具も、病気予防の上での有用性は十分認めることができます。それらに対し、今回、私が、治療のための補助としてより有効と考え、使用したい器具は、工房木夢を主宰する、吉野崇裕氏の製作するイス「禅チェア」です。

このイスは、長時間創造的な思考に没頭することができる座禅の姿勢をヒントに、随所に工夫が凝らされたものです。人間工学的にも合理的な姿勢であるとされ、すでに多くの場でその完成度が指摘されています。

高価な外国製のイスも試したことがありますが、遊びが足りないと感じます。特に、使用が長期間に渡ると体に無理が生じやすく、様々な場面における様々な姿勢、さらに、その姿勢間の動きに無理が出ます。その点、このイスはよく計算されていると思います。このイスの優れたところは、理想的な姿勢を、木の特性も生かしながら、語りかけるようにからだに伝えながら、なおかつ、無理強いしないことです。

姿勢の矯正によってもたらされる腰、骨盤の調整は、それらが身体のさまざまな部位と連動することからも、さまざまな疾患の症状改善に有効です。もちろん腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、腰椎分離症、腰椎すべり症、腰部脊柱管狭窄症、ぎっくり腰などの予防や、治療と並行した活用も考えられます。

現在は3脚備えていますが追加注文中で、仕上がるのを楽しみにしています。

 
 
 

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