現場感覚
- tanizawae
- 2014年8月31日
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新聞によると、ヘイトスピーチ(憎悪表現)について、法規制を求める国連での多数意見に対し、憲法の保障する「表現の自由」への抵触を掲げる政府。これだけきけば自由を大切にする国なんだなあという印象。確かに、それと原発再稼動に反対するデモを一緒くたにあつかうことは無理があると思います。
これからどのように法整備などしてゆくのでしょうかという関心があるわけですが、そういう微妙なひだを重んじる政府、指導者であってほしいし、その上に立って変わるべきところは積極的に変わってほしい。
さて、今日の新聞には、政府による、福島第1原発事故当時の吉田昌郎元所長についての聴取結果書(吉田調書)の一部が掲載されました。
当時の菅元首相の電撃訪問にも、「何をばかなことを騒いで・・・」とか、自分が撤退を止めたという首相に対し、「あのおっさんがそんな発言する権利があるんですか・・・」とか組織マネジメント上「けしからん」言葉が飛び交っていたこともあるんですけれども、そのころの元首相の言動からの印象は、この方は現場感覚を共有できないのでは、というものでしたので、この記事についてはそんなものでしょうという感想にとどまりました。 一番驚いたというか、やはりというか、衝撃的なのは、1号機が水素爆発したことに対し、「われわれのイメージは東日本壊滅ですよ」というくだりでした。
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