昭和という時代
- tanizawae
- 2014年9月13日
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今週は大きな報道が立て続け。公開だけでも2つありました。
吉田調書(11日)と昭和天皇実録(9日)の公開です。
感動した昭和39年10月の東京オリンピックでの開会宣言や、年2回の園遊会のニュースでのほほえましい会話からも、「天皇陛下」(ここでは昭和天皇のことです)の肉声が胸に響いたことを覚えています。
昭和20年8月の終戦を迎えるときの、その録音を何回かお聴きする機会があったのですが、いわゆる「玉音放送」にしても、当然ながら「人間宣言」をされる以前の肉声ですが人間味を感じました。
そんなこともあって、今週の新聞にあった、太平洋戦争を巡っては、昭和16年9月6日の御前会議に、明治天皇の和歌を取り上げ、戦争準備よりも外交による解決を優先すべきとの考えをもって臨まれたという記述があるとの記事を見て、そこでの語り口を思い浮かべました。
父母や祖父母とその世代の方々が体験した昭和という時代は天皇在位62年余りという歴代最長の元号です。
私はその時代の一部しか生きたわけではありませんが、むしろたったこれだけの期間にあれだけの歴史が濃縮された時代であったという感じです。
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