ひょんなことから管理機が復活しました
- tanizawae
- 2014年9月18日
- 読了時間: 2分
知り合いの畑に寄ってみました。出かけたついでです。支度をしてかけつけたわけではありません。
目の前の草を寄せるぐらいのことはしましたが、ほとんど外野の観客です。
どんどんきれいになってゆく、(耕作できる)畑が広がってゆく。祖父の代の人たちがよくやったという開墾の作業というのは牛や手作業だったんだろうなあとか、やってもいないのに開拓者のような気分で眺めていました。
友人が持ち寄って手伝いにきてくれたという、その活躍する管理機を見て、実は3日ほど前、何年ぶりかで動かしてみようとし、結局は放置したままという我が家のそれのことを思い出しました。ヤンマー MT310DX 耕運機、3馬力 2速。
30年以上前のものでしょうか。そのときは庭の草も伸び始めたし、何年ぶりかで使ってみようかという気になったのです。燃料を入れてみましたら簡単にかかりました。しばらくエンジン音とともに白い煙を吐き出したかと思うと、エンジンが停止し、その後はまったくかかりません。
普通でしたら、ここで気がつかなければいけません。
それを、今日になって、他人が使っているのを見て、「いい管理機だね、燃料はガソリンかねえ?」とか言って、そこで思い出したのです。私が入れたのは、混合油といってガソリンとオイルを混ぜたものです。なんとしたことか、(除草用の)刈払機に使うために用意してあった混合油を、ガソリン用のエンジンに入れてしまったことに気づきました。あわてて家に帰って、昼食もとらずに着替え、重い管理機を逆さにしました。燃料を出し切るためです。食事をとり、買い求めたガソリンを燃料タンクに注ぎ、紐を引っ張りました。何年ぶりとも思えないほど、エンジンは快調でした。
似たようなことですが、人体について、生命力、潜在力を呼び起こすという意味で「呼び起こし」という表現があります。きっかけを与えてやるのです。自分の発言と、まさしくガソリンが呼び水となって、予定していなかった除草作業を終えることができました。
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