からだにやさしく、縁を紡ぐ、日本独特のお彼岸
- tanizawae
- 2014年9月23日
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昼と夜の長さが同じになるのが、年2回の春分の日と秋分の日で、お彼岸の中日といいます。それらの、前後7日間のことをお彼岸と言います。お彼岸には、彼岸会(ひがんえ)といって、墓参りや法要をします。
そのお彼岸についてですが、この仏教行事は、仏教が伝わってきたという中国やインドにはないのだそうです。1000年以上も前の我が国で、「毎年春と秋に7日間お経を読んだ」という記録があるそうですから、それがお彼岸の起源だとは思います。
それはそれとして、地球の回転と人体のリズムに関心をもってすれば、また別の角度から見ることもできます。
雪解けをすぎると準備が始まります。そして、それから、タネをまき、田植えをし、稲刈りをするまでが稲作の時期となります。
イネは短日植物といって、夏至を過ぎてから花が咲き、結実します。となると、タネをまき、収穫するまでの期間を大きく動かすことはできません。
人の体や心が、季節と、ともなって変わる環境のリズムの変化を受けないわけにはいきません。日本人のからだには、四季の変化と、稲作文化といわれる生活様式から来るリズムが染み付いて、そこから、四季とは別の区切りの日が必要だったとも考えられます。
変化し続ける昼と夜の長さが同じになる日というのは、体や心の、リズムを整え、夏の疲れに備える日であり、そして夏の疲れがたまる日でもあります。
家族、親戚の絆を深めつつ、心身の調子を整える機会としたいものです。まずはからだのサインに耳を傾けようではありませんか。
追伸
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宣伝じみてしまいました。たまには?ということでどうぞご勘弁をお願いします。
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