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天気の変化とともに

  • tanizawae
  • 2014年10月20日
  • 読了時間: 1分

 深まりゆく秋の紅葉の変化を見届けるのは楽しいものだとは思いますが、なかなかその時間がとれません。それに、自然も必ずしもこちらの都合に合わせてくれるわけではなく、昨日の秋晴れが今日は肌寒い小雨けぶる朝です。

 日が短くなって気温が下がり、太平洋高気圧が後退して移動性高気圧に覆われるようになると、地面が冷えて大気が安定し、すがすがしい天気をもたらします。かと思うと低気圧がやってきて、うっとうしいような肌寒い一日になります。こんなタイミングで紅葉狩りとなると裏切られたような気分になります。軽装でトレッキングに出かけて風邪をひいたり、あやうく遭難しそうになるのもこの時季です。

 気温が下がり、移動性高気圧に覆われるようになると、空気中の水蒸気量が減り、放射冷却によりさらに気温が下がってやがて盆地に霜が降りるようになります。

 天気の変化を繰り返しながら、晩秋からやがて初冬を迎え、紅葉の時季も終わりとなります。そう思うと、なおさら、変わりやすい天気と相まって深まりゆく秋の自然の移ろいを味わえる貴重な時間であると感じます。

 
 
 

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